2017年08月03日
【こども緑蔭禅】 1日目
ようこそ『寺嫁つれづれ日記』へ

いよいよ始まりました!
第38回子ども緑蔭禅。
山形県第3宗務所が主催で、青少年教化員の和尚さまを中心に、ここ庄内のわかい和尚さまたちで42人の小学生と2泊3日を共に過ごします。
總光寺は会場になって6年目になるでしょうか。
開講式では、青少年教化員代表の阿部大基和尚さまから「修業」と「修行」のお話がありました。

「『修業』は、技術を習得することで、終わりがあります。学校も卒業、と言いますね。これから皆さんがするのは『修行』です。例えば、靴を下駄箱に収めるなど、ふだん私たちがしていることです。これには終わりがありません。」
毎日のことを丁寧にきちんとしなければ、と私も気持ちが引き締まりました!
昨日から子供たちの元気な声が境内に響いています。
子ども、夏休み、蝉の声、庭園の水の音、合図の鳴らしものの音。
お寺の夏らしくて、本当にいいですね。

住職が会場主としてあいさつで申し上げました。
「お寺の伽藍はお釈迦様のみ教えをお伝えする場所。ここに集まっていただいてありがたいです
」
これは緑蔭禅あるあるですが、大人が子どもに「寺に行って修行してこい! バチッと叩かれてこい!」と言ってお子さんを送り出すのが多いようで
叩くというのは、おそらく坐禅の警策(きょうさく)のことだと思います。
あれで、本当にお寺が怖いところだと思い込む子が多いのですよ。
怖がらなくて大丈夫です。お寺は怖いところではありません!

住職があいさつの中で、お子さんの存在を全て肯定してあげてください、と保護者の皆さんに申し上げました。
「修行してこい、ではなくて、ずっと見守っているよ、生まれてきてくれてうれしいよ、という気持ちを発信して子供に送ってください。お寺でなにをしたな?それはどんな意味があんな?と聞いてあげてください。えらかった、よくやったとほめてあげてください。」
二人の和尚さんのお話は、聞いていた私もジーンときました。
私も、ちょっとおざなりにしていたかもしれないです。
家族や健康や平穏な日々を、もっと大切にしたいなと思いました。
さて、下足置き場です。
半日で、整然と靴を置くようになりました!立派です。心が整ってきた証ですね。

会場となっている私たちもお食事をいただきます。

薬石(晩御飯)はこちら!
かやくごはんとなすと油揚げ(厚揚げ)の味噌汁。
がんもどきと椎茸の含め煮。小松菜のきのこあんかけ。きゅうりとわかめの酢の物。
メロンとお漬け物。


お・い・し・かったー
典座(てんぞ:「食」に携わる役職の和尚さん)の作る精進料理は何でこんなにおいしいんでしょうか???
次は、夜坐。夜の坐禅です。
まず、本堂で足の組み方を和尚さんに教えていただいて、山門わきの建物に移動します。
初日は時間が短めのようです。

本堂に布団を敷いて、就寝。
明日は5時に起きて坐禅、ラジオ体操など。
お待ちかねのハイキングとキャンプ場でカレー作りもありますよ!
お子さんを送り出しているおうちの方々、安心してくださいね。
また緑蔭禅の様子をレポートします


いよいよ始まりました!
第38回子ども緑蔭禅。
山形県第3宗務所が主催で、青少年教化員の和尚さまを中心に、ここ庄内のわかい和尚さまたちで42人の小学生と2泊3日を共に過ごします。
總光寺は会場になって6年目になるでしょうか。
開講式では、青少年教化員代表の阿部大基和尚さまから「修業」と「修行」のお話がありました。

「『修業』は、技術を習得することで、終わりがあります。学校も卒業、と言いますね。これから皆さんがするのは『修行』です。例えば、靴を下駄箱に収めるなど、ふだん私たちがしていることです。これには終わりがありません。」
毎日のことを丁寧にきちんとしなければ、と私も気持ちが引き締まりました!
昨日から子供たちの元気な声が境内に響いています。
子ども、夏休み、蝉の声、庭園の水の音、合図の鳴らしものの音。
お寺の夏らしくて、本当にいいですね。

住職が会場主としてあいさつで申し上げました。
「お寺の伽藍はお釈迦様のみ教えをお伝えする場所。ここに集まっていただいてありがたいです

これは緑蔭禅あるあるですが、大人が子どもに「寺に行って修行してこい! バチッと叩かれてこい!」と言ってお子さんを送り出すのが多いようで

叩くというのは、おそらく坐禅の警策(きょうさく)のことだと思います。
あれで、本当にお寺が怖いところだと思い込む子が多いのですよ。
怖がらなくて大丈夫です。お寺は怖いところではありません!

住職があいさつの中で、お子さんの存在を全て肯定してあげてください、と保護者の皆さんに申し上げました。
「修行してこい、ではなくて、ずっと見守っているよ、生まれてきてくれてうれしいよ、という気持ちを発信して子供に送ってください。お寺でなにをしたな?それはどんな意味があんな?と聞いてあげてください。えらかった、よくやったとほめてあげてください。」
二人の和尚さんのお話は、聞いていた私もジーンときました。
私も、ちょっとおざなりにしていたかもしれないです。
家族や健康や平穏な日々を、もっと大切にしたいなと思いました。
さて、下足置き場です。
半日で、整然と靴を置くようになりました!立派です。心が整ってきた証ですね。

会場となっている私たちもお食事をいただきます。

薬石(晩御飯)はこちら!
かやくごはんとなすと油揚げ(厚揚げ)の味噌汁。
がんもどきと椎茸の含め煮。小松菜のきのこあんかけ。きゅうりとわかめの酢の物。
メロンとお漬け物。


お・い・し・かったー

典座(てんぞ:「食」に携わる役職の和尚さん)の作る精進料理は何でこんなにおいしいんでしょうか???
次は、夜坐。夜の坐禅です。
まず、本堂で足の組み方を和尚さんに教えていただいて、山門わきの建物に移動します。
初日は時間が短めのようです。

本堂に布団を敷いて、就寝。
明日は5時に起きて坐禅、ラジオ体操など。
お待ちかねのハイキングとキャンプ場でカレー作りもありますよ!
お子さんを送り出しているおうちの方々、安心してくださいね。
また緑蔭禅の様子をレポートします

【子ども緑蔭禅】閉講式
【子ども緑蔭禅】2日め
【子ども緑蔭禅】不自由な生活だからこそ
【子ども緑蔭禅】 布団作務 &肝だめし
【こども緑蔭禅】 開講式〜ハイキング
【こども緑蔭禅のつどい】のため拝観をお休みします
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Posted by チョコチョコ at 10:53│Comments(0)
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