2015年04月14日
松山の「能登山せんべい」
ようこそ『寺嫁つれづれ日記』へ
松山の片町にある「能登山せんべい」をご紹介します。
慶応元年、西暦1865年創業のおせんべい屋さんです!
ちょうど今年で創業150年を迎えたとのことでした。150年もずっと守ってきた伝統の味を試さずにいられません。
まずは、プレーンとあおさを購入しました。
素朴なまじりっけのない、米の美味しさを楽しめるおせんべいです。
一枚一枚を手焼きで焼いているのだそうです。
最上川沿いの国道3345号線から松山に入り、突き当りのT字路を左に曲がると、「能登山せんべい」ののれんが見えてきます。
堀のある一方通行の道路沿いです。
どうです?
原材料は庄内産の米、塩、砂糖。これだけ。
添加物も一切入っていない、安心安全な、美味しいおせんべいでした。
ここのおせんべいはずっと気になっていたものの、總光寺に曲がる角の先にあって、なかなか寄ることができず、今に至りました
実は、娘が中学校のスクールバス停がこのあたりなのです。
初日、娘は大丈夫かな?と思い、保育園に息子を送ったついでに見に行ってみたら、
「バス停はこのあたりのはずなのに誰もいない!」と不安にかられて慌てていました。
松山のネイティヴでない私たち。
ここは地元の方にきいてみよう、ということで近くの「能登山せんべい」さんに聞いてみたのです。
店主の村田さんはとても親切に教えて下さいました。
「まちがってると悪いから」と、近所の中学生を訪ねてわざわざ確かめてくださったのです。
親切にしてくださって、本当にありがたいです。
そして、おせんべいも美味しそうでした!
おせんべいのほかに、お赤飯も注文できるそうですよ!
ふう~…
娘には、困ったときは近くの人に聞いてごらん、と話しました。
「お母さんは耳と口があるから、大丈夫。」
「まして、ここは日本。言葉も通じるんだよ。」
「わからなかったら、わかるまでもっと聞いていいんだよ。」
いつもこう言って、娘の前でお手本を見せます。
5歳の娘とふたりでアメリカに行った時も、ロスの空港でホテルの迎えがあるはずなのに来なかったことがありました。
「大丈夫、お母さんには耳と口があるから」といって、近くの人に聞いたり、ホテルに電話をかけて解決に至ったことがあります。
異国の地で予想外の展開に娘は震えるばかりでしたが、「耳と口」を呪文のように言い聞かせたことが懐かしいです。
娘よ、何があっても大丈夫だからね!
しょせん地球上の出来事なのだ!
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