僕がおとなになったらお母さんは?
ようこそ『寺嫁つれづれ日記』へ
すっかりご無沙汰していました。
私が風邪をひいたり、近ごろ頻繁に片頭痛で寝込んだり病院に行ったりで
ムスメも悩みが多くて、The中学生という感じです。
一緒に暮らしているひいばあの介護も一段階上のステージへ。
自尊心を尊重したい気持ちと、そうも言っていられない現実に直面しています。
そんな慌ただしい日常の中で、できることは自分でやる息子を、つい置き去りにしてしまいそう。
でも、目が合うとにっこり
「お母さん、僕がお父さんになったら、お母さんはどうなるの?」
「そりゃ、おばあちゃんになるよ」
「えーっ、僕やだ!じゃあ、僕がおじいちゃんになったら、お母さんはどうなるの?」
「あはははは〜、その頃はとっくに死んじゃってるよ!」
ここで息子は大粒の涙をポロポロ流して
「やだ、絶対にやだ、死なないで!お薬1000個飲んで!」
お薬というのは、たまに飲んでいる酵素とかビタミン剤のサプリメントのことです。
保育園に行く前も、お風呂に入っている時も言われます。
「お母さん、死なないでね?わかった?」
私の母が生前、病床で「母親としての自分が終わるのがつらい」と言っていました。
亡くなる直前まで、私を心配してくれていたっけ。
なんとなく、そう言った母の気持ちが手のひらに乗った気がします。
きょうだい仲良く助け合っていってほしいなぁ。
ところで、こちら。
今日の境内の様子です。雪で真っ白。
とうとう冬がやってきました。
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