書道教室はお休み&「同事」の教え
ようこそ『寺嫁つれづれ日記』へ
5月1日の書道教室は感染拡大防止のためお休みします
感染した方々の1日も早い回復をお祈り申し上げます。
中でも、夢を追って親元を離れてきた生徒さんたちは、身体がしんどい上に心細いでしょう。
送り出したご家族も、一大事に駆けつけられないことで辛い思いをなさっていると思います。
もし自分の家族だったらと思うと、心配で心配で、できることなら代わってあげたい!と誰でも考えるはず。
感染してしんどい思いをしている人に、差別的な言葉はナイフのように刺さってしまいます。
誰もが感染する可能性があり、次は自分かもしれないし、大事な友達や家族かもしれません。
感染した若者がみんな路上でお酒を飲んで騒いだのではありません。
私たちの生活を支える「現場」に出なければいけないのは、多くは若い人だそうです。
「感染が怖い」が「感染者が悪い」になって、差別を生んではなりません。
仏の教えに沿った生き方の指針一つに「同事」があります。
同事(どうじ)とは、「自分のこと」としてとらえ、向き合い、受け止めること。
「お互いさま」「おかげさま」
この言葉を、少なくとも一日一回ずつ必ず使う!という気持ちで暮らすと、世界が違って見えるんじゃないかな、と思います。
関連記事