ひとつに決める

チョコチョコ

2015年09月18日 03:19

ようこそ『寺嫁つれづれ日記』へ


娘は今年、中学1年生になり、ソフトテニス部に入部しました。

ソフトテニスの常識なのかわかりませんが、学年ごとにユニフォームを揃えるのです。
各シーズン新作のユニフォームが出て、そこから選ぶようなのです。

試合用のユニフォームは、わりとすんなり決まりました。
今回は、防寒のためのウインドブレイカー上下を早急に選んでオーダーしなければなりません。

ところが、たった6人の1年生で、ふたつに意見が分かれて暗礁に乗り上げてしまいました。

「これがいいよ」
「えーっ、あたしはコレやだ!」
「じゃあ、それぞれ好きなのにすればいいんじゃない?」
「うーん…」





「今日も決まらなかったので明日まで考えよう」という状態が数日続き、私たち保護者はどうなるのか、ただ見守るだけ


それぞれが好きなものを着るのも、なるほどひとつの意見です。
でも、ちょっとチームとしては気になるよねぇ。

どうするのかな、と思っていたら

「決まったよ!」と娘。


「まず、みんな一緒にするか、別々でもいいかを決めよう」と話し合って、満場一致で「みんな一緒」だったのだそう。


おお、えらいぞ。



次に「デザインはこれにして、色はこっちでどう?」と、第3の案ですんなり決まったのだそう。

片方のデザインで、もう一方の色を、それぞれ採用


なるほど
そういう決め方、いいね!

そんな折り合いのつけかたがあったのか!


多数決でどちらかに決めるのかと思っていたけれど、意見が通らなかった方は残念な気持ちが残ってしまいます。

今回の決め方は、互いにゆずるところと受け入れられるところがあって、みんながそれで納得したのがいいなぁと思いました。



「ひとつに決める」って、難しいことです。


わたしたち大人も、しっかりしなければ。




今週末、9月19日、20日は新人戦です

娘は6月に左手首を剥離骨折したのですが、やっと治って初めての公式戦です。
前回の試合は、もちろん治っていなかったので応援と審判ばかりでした。

1年生のみんなが羨ましくて、怪我した自分が情けなくて悔しかったそうです。
娘はそんな気持ちをぐっとこらえて、チームメイトの応援を頑張りました。


2日間の大会が終わったあと、娘の爆発しそうな気持ちを察知して、こう言いました。

「このままカラオケに行っちゃおう」

1時間半ほど、親子で熱唱してストレス発散です

高校英語の教材で取り上げられていて知ったのですが、カラオケはストレス発散に効果があるのだそうです。

「動物は吠えたり鳴いたりするけれど、人間は日常生活の中で大きな声を出す場面はそんなにない。でも、本来の、動物としての本能があるから、カラオケで声を出すとストレスが発散できる。」


この文献通り、おかげさまで親子共にスッキリして家に帰りました

でもなぁ、娘は熱唱、っていう感じじゃないんですよ。
ボーカロイドの淡々とパクパク歌う感じ、わかります?
今でも全然馴染めないわー


私はちゃんと中森明菜で熱唱しました。
あー、手応えあった!しっくりきたもん




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