拝観再開 & 緊急事態宣言下の葬儀や法事
ようこそ『寺嫁つれづれ日記』へ
令和2年5月25日、ようやく拝観を再開しました。
4月8日。
緊急事態宣言が出される前でしたが、お寺を開けていることによって人々が動いてしまうことから、自粛に踏み切りました。
新しい生活様式に沿って、感染防止に努めながら、皆さまをお迎えしたいと思います。
人が来ないお寺の寂しさと言ったら、もう❗️
ようやく風が通り、お寺が呼吸をしているようです。
写仏/写経体験と書道教室の机の配置も、変えています。
三密を避けて、ソーシャルディスタンスを確保しています。
さて、拝観はもとより、葬儀や法事にも新型コロナウィルスの影響は大きかったのです。
この2か月ほど、葬儀や法事の持ち方も随分と変わりました。
遠方のお檀家さんの法事は延期や中止の連絡をいただきました。
葬儀はごく近親者のみ、法事や納骨は同居家族のみで行われました。
大事な人をみんなで送ってあげられない。
大事な人のお別れに駆けつけられない。
悲しみの中で、感染防止に配慮して、どれだけ大変な思いをなさったのか。
想像するだけで涙が出てきます。
時間が薬となって、穏やかにすごせますように。
新しい生活様式を守り、大事な人を守り、ご自身の心もまた守ってほしいです。
医療従事者の皆さん、保育や介護、販売、物流の現場に従事しているエッセンシャルワーカーの皆さん、ありがとうございます。
外出を避けるために、我が家は宅配便や食材の宅配を、かなり利用しているのです。
滞ることなく日常を過ごせるのは、皆さんのおかげさまです。
心より感謝申し上げます。
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