桜の一筆箋

チョコチョコ

2015年02月23日 01:18


ようこそ『寺嫁つれづれ日記』へ

すっかり暖かくなって、境内の雪がどんどんとけています。

お寺のヒーターのスイッチをONにすると、3℃!

これまで0〜2℃くらいだったので、3℃もあるのは春の兆しを感じずにいられません。
この時期は屋内よりも屋外の方が暖かいのです。


さて、季節が春に向かって、お檀家さんに同封する一筆箋を春仕様にしました。



春らしい




總光寺には遠方のお檀家さんが多く、北は北海道、南は九州まで幅広いのです。
先日は、本堂での命日供養を依頼されたお檀家さんに、ご供養の様子を写した写真に、報告のお手紙を添えて送りました。

「今、總光寺の境内は雪が背の高さまであったのが腰くらいまでに解けました。」
「梅の蕾が膨らんできました。」
「今年はこの時期に珍しく庭園の雪がなくなって地面が見えます。」
「今年はカメムシが少ないので、雪も少ないのでは、と期待しています。」


…という具合に、お手紙にはその時のお寺の様子を書き添えるようにしています。

どんなに離れていても、気持ちの上で菩提寺はすぐそばにあってほしいです。なんだか遠距離恋愛みたいですね

お寺の情景、水のせせらぎ、カラスの鳴き声や鐘の音、金木犀の香りを懐かしく思い出してもらえるような、定型文にはないものをお伝えしたい!
拙い手紙が届くかもしれませんが、お檀家の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします


お手紙だけでは伝えきれない部分が、この『寺嫁つれづれ日記』やFacebookを通じてお伝えできて、とてもうれしいです。

遠方のお檀家さんからも感想をいただいています

「お寺の様子がわかってすごくいいです。」
「住職さんとご家族がどんな人かわかってよかった。なかなかここまで葬式や法事ではわからないから。」
「友達にもここがうちのお寺だって見せました。」


そしてこんな反応も。

「奥さん、ジャニーズお好きなんですね私もです」

こんなカミングアウトは嬉しいですね〜!
ご法事ではちょっと早めの到着をお願いしたいです



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