普段うちで食べているものを、少しだけ多めに作って実家の両親に宅配便で送りました。
カレーや煮浸し、煮物。
あとは大山の生け花のお稽古に行ったときに買って来た
福田屋の芋ようかん。
頂き物の海苔の佃煮、鮭ふりかけの瓶詰、プチッと一人分の鍋の元、日本茶なんかを隙間に詰める。
お正月に帰省した時、退院して家で過ごしている母と掃除や簡単な料理ならできる父の食事の内容に愕然としました。
元旦に食べたものを聞いたら、おもわず泣きそうになりました。
やっぱり、もっと早くおせち料理を作って送るべきだった…。
高齢であまり量を食べられなくなったこと、母の体調が芳しくなく、食べられるものが少ないこともあって、食品を腐らせる心配から、普段から買わないようになっているらしいのです。
そして、台所で毎回料理を作るほど、体調が回復していない母。
調子がいい時は作る時もあるらしいのですが、あるもので済ませることが多いようです。
朝食は父がハムや卵を焼いて、千切りのキャベツとプチトマト、トーストとコーヒー。
真面目な父は、これと思ったら毎日これ!の人なので、いちどロックオンするとずっと続く傾向があるのです。
「作ってもらってありがたいけど、さすがに毎日はちょっと飽きてきた。でもお父さんにそれは言えない。」と母。
そうだよねえ。
お父さんなりに一生懸命なんだもんね。
…でも飽きるよね。
お父さんの朝食にクリームシチューを足せばどう?
ということで、 昨日のシチューを取り分けてみました。
先日、見つけた「子が親に作りおくごはん」
多くの高齢者の食事にありがちな食事例から、タンパク質、エネルギー、ビタミンやミネラルを補う方法まで、とても詳しく書いてありました。
「朝のパンはスライスチーズをのせて焼いてみるとか、納豆にしらす干しを混ぜてみてはどう?」
少し手を加えるだけでできそうな工夫も、メモに書いてみました。
何かあれば近くに住む兄夫婦が手を貸してくれると思います。
義姉もお雑煮やポテトサラダを作って持って来てくれたのだそう。両親はとても喜んでいました。
仕事が忙しいのに、気にかけてくれてとても助かります。
コンビニのお弁当やスーパーのお惣菜は緊急避難的に助けられたらしいのですが、やはり人の手が加えられた普通の家庭料理を食べたくなるのは自然なことです。
私も無理のない範囲で、できることをしようと思います。
近くに住んでたら、差し入れなんてパッと行けてしまうのにもどかしい!
でも、宅配便で送ればいいんだと割り切って、たまに送ってみようと思います。
学生時代、実家から届く荷物って暖かかったもんなぁ〜
「こんなん、送らなくたってこっちでも買えるのに」って思うものが入ってて、それも嬉しかった。
両親もそんな風に思ってくれると嬉しいです。