息子の予防接種
『寺嫁つれづれ日記』へようこそ
總光寺の桜も散り始め、庭園に立っていると紅白歌合戦の北島三郎さんの気分。ものすごい桜吹雪です。
桜が終わると、白ツツジ。
藤の葉も準備を始めています。總光寺の藤は見応えありますよ。
さて、昨日はお寺の用事のすき間に息子の予防接種へ。
すっかりわすれていた日本脳炎1回め。
今回は、前もって「注射に行くよ」と言ってみました。
黙って連れて行かれて、何やら押さえつけられて腕に針を刺される…
これ、自分の何倍も大きい生き物にやられたらすごく怖いのでは?
私なら確実に暴れる。
息子を保育園に送る途中で、そんなことを考えてしまい「私ならこれから何のためにどんなことをされるのか知りたい」と結論。
「今日ね、お医者さんでお注射するよ。怖い病気にならないようにするためだよ。」
「へぇ、ちょっとこわいなぁ。」
「大丈夫。お兄ちゃんになったから。もうすぐ4歳だから絶対平気だよ。」
「泣かないでお注射できるかなぁ。」
午後のお昼寝の途中で起こしてもらい迎えに行くと、
「今日のお注射は泣かないよ」
息子なりに心の準備をしていたようです。
なんか、こういうところがたまりません!子育ての醍醐味かも。
小さな一歩で大きな成長を感じる瞬間です。
いつもの先生の前で
「こっちの手にして」とリクエストする余裕もみせる‼︎
針を刺されながらも
「泣かないよ、お兄ちゃんだから」と自分に言い聞かせている‼︎
そして、あっという間に注射は終わり、バイクの小さいおもちゃをご褒美にもらって大満足。
乗り越えたことに喜びいっぱいでした。
がんばったご褒美に、保育園に持っていくためのトッキュージャーのパジャマを買い、おもちゃ売り場でひとしきり遊んで今日の一日は終わり。
息子なりに大きくジャンプした1日でした。
そしていつものやつ。
「泣かないでお注射しました、っておたよりに書いてね!」
「ぜんぜん泣かなかったよ、って書いてね!」
書くよ、書くよ、書きますとも。
先生に褒められてる自分を想像して鼻の下が伸び伸びです。
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