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2015年08月18日

森の山供養祭の歴史を紐解く

ようこそ『寺嫁つれづれ日記』へkao1


今週末の土日、8月22日と23日は總光寺森の山供養祭です。

森の山供養祭の歴史を紐解く

大勢の和尚様でお経をお読みする、庄内独特のお盆集大成の行事です。
總光寺では、お寺の裏山に供養塔と道場を持ち、その「森」の中、というか「山」の中でご供養をするのです。

森の山供養祭の歴史を紐解く



今日は「森の山供養祭」の歴史をご紹介します。


「總光寺森の山供養祭」は、五十八世祖應忠道大和尚が始めたお施餓鬼供養です。

明治二十一年に遊佐町で生まれた忠道大和尚は、大正四年から庄内町の泰宗寺二十世住職を経て、昭和六年に總光寺五十八世住職となりました。この年に森の山霊場を開き、現在の場所で森の山供養祭が始まったのです。
それまでは、ちょっとした空き地で細々とやっていたお施餓鬼供養「森の山供養」を、人びとが集う一大行事にしたのですkao17


森の山供養祭の歴史を紐解く


なかなかのアイデアマン!
すばらしい企画運営能力!


私達も新しいことを始めようとしていますが、忠道大和尚の足元にも及びませんicon10

忠道大和尚が復活させた森の山供養祭は、当時多くの人を集め、道場に向かう道ではお祭りの屋台が並んだそうです。
庭園「蓬莱園」では、大道芸人が人びとを楽しませていました。

そして管内布教師でもあり、古流御詠歌師範でもありました。
理路整然として、なおかつユーモアを交えた説法で、常に人びとに感動を与え、この話術は「他の追随を許さぬものがあった」のだそうです。(参考:洞龍山總光寺史)


忠道大和尚は夫の曽祖父にあたります。
子ども緑蔭禅のときに坐禅をした建物、忠魂堂と開基堂を建立し、忠道大和尚の時代で「きのこ杉」が山形県天然記念物に指定されました。
忠道大和尚は馬に乗って「きのこ杉」の剪定もしていました。

森の山供養祭の歴史を紐解く




非常にポジティヴで、人を魅了してやまないすごいパワーを持った、数々の伝説の持ち主、それが五十八世祖應忠道大和尚なのです。


昭和六年に忠道大和尚が開いた森の山霊場で、今年も森の山供養祭を行います。

申し込みは当日も受け付けます。



詳しくはHPを御覧ください。申込用紙もダウンロードできます
↓  ↓  ↓  ↓
http://www.sokoji-sakata.com/pg194900.html




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Posted by チョコチョコ at 12:47│Comments(0)森の山供養祭
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