寺嫁つれづれ日記

ようこそ『寺嫁つれづれ日記』へ

開基堂の楓も色づいてきました。



お寺、神社、学校にはよく銀杏の木が植えてあります。
總光寺にも銀杏の大木が３本あります。
その1本が山門の近くにあります。



山門の大きさと比較するとこの銀杏の大きさがおわかりいただけると思います。



私が寺族得度のために總持寺に行ったとき、雲水さん(修行僧)が境内を案内してくださってたくさんの銀杏の木について
こう説明されました。

「銀杏がたくさん總持寺に植えられています。銀杏は水分をたくさん含んでいる木なので、火災から守るために周りに植えてあります。神社やお寺、学校などに植えられているのはそういう理由です。」



昔の人の知恵ってすばらしい

栗も実っています。



秋がすぐそこまで来ています


ところで、總持寺の話
学生時代仙台だったので、東京方面にあまり行っていない私。
乗り換えもドキドキ。
でもなんとか、總持寺の最寄り駅である鶴見駅に到着しました。

東西南北の位置を太陽で感じ、作務衣すがたのお坊さんを見つけ、ついて行くことにしました。
「きっと、このお坊さんたちは總持寺に行くに違いない！」

ところが、どうもおかしい。
この雲水さんたち、總持寺に向かってない！

お寺ってだいたい木の茂みの中なのに、どうもここは繁華街っぽい！
道に面したお店の店主に聞いてみました。
「總持寺ってこっちで合ってますか？」
「違うよ、あっちだよ！」
「お坊さんたちの後について行けば總持寺に着くと思って。」
「地図見て歩いた方がいいよ！お坊さんがみんなお寺に行くわけじゃないから」

いやいや、参りました
そこで、運転も「だいたいの感じ」な私が、見知らぬ土地に行くとこうなってしまいます。